突発性難聴 その3

さて、突発性難聴は遺伝するのでしょうか?

今の時点では、遺伝はしないと考えて良いようです。
ただし、遺伝性の難聴が片側だけ急激に進行することがあります。
この場合、患者さんが成人だと以前から何らかの難聴があるケースがほとんどで、
検査をすると両側の難聴が発見されます。

子どもの場合でも遺伝性の難聴だと両側の難聴が見つかることが多いとされています。
成人の方は、病院で検査を受けた上で突発性難聴と診断されれば、遺伝しないと考えてください。

ではこの突発性難聴はどんな症状なのでしょう?

まずこれまでにも述べてきたとおり、ある日突然耳の聞こえが悪くなります。
また難聴の発生と前後して、耳鳴りやめまい、吐き気、嘔吐を伴うことがあります。
ただし、めまい発作が繰り返し起こることはないとされています。

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突発性難聴 その4

それでは、突発性難聴の治療法をご紹介します。
今日、様々な治療法が検討されていますが、どんな治療法が最も有効であるかは明らかではありません。
しかし、先にこの病気の原因としてウィルス感染説と内耳循環障害説があることをご紹介しましたが、 基本的にはこの説に沿った治療が行われます。

1. ウィルス性内耳傷害を改善する

ウィルス感染に対してはステロイド剤が広く使われます。 ステロイド剤の持つ強力な抗炎症作用がウィルス性内耳炎を軽快させると考えられます。

2. 内耳循環障害を改善する

内耳循環障害に対しては血管拡張剤が用いられます。 また血栓がある場合は抗凝固剤が使われます。
薬剤以外では、二酸化炭素による血管拡張を促すため二酸化炭素混合ガスの吸入、 血管の中の酸素濃度を上昇させるための高圧酸素量法、星状神経ブロックなどがあります。
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